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定員は何人にする? 少人数講座の定員の決め方を、分野と進め方から考える

少人数講座の定員は、多ければよいわけではありません。講師の目が届く人数、練習と講評の時間、会場や画面の広さ、1回の受講料の合計のバランスから考える方法を、分野ごとの目安とあわせて紹介します。

文naraotto 編集部公開 約2分

少人数講座の定員を決めるとき、「多いほど1回の受講料の合計が増える」と考えがちです。たしかにそのとおりですが、人数が増えすぎると、少人数講座の良さが失われます。

この記事では、講師の目が届く人数と、1回の受講料の合計のバランスから、定員を決める方法を紹介します。

定員を決める4つの視点

視点考えること
目が届く人数練習中に、全員の様子を確かめられるか
講評の時間全員に講評を返す時間が、講座の中にとれるか
場所の広さ会場の机・道具の数、オンラインなら画面に全員が映るか
1回の受講料の合計費用を差し引いて、続けられる金額になるか

この4つのうち、**最初に決めるのは「目が届く人数」**です。受講料の合計は、その範囲の中で料金と組み合わせて考えます。

講評の時間から逆算する

定員を決める分かりやすい方法は、講評の時間から逆算することです。

たとえば、90分の講座で講評に20分とれるとします。一人あたり3分の講評なら、20分で6〜7人。一人あたり2分なら、8人ほどになります。

  • 一人ひとりの作品や発表をじっくり見る分野ほど、定員は少なめに
  • 全員が同時に手を動かし、講師が回る分野は、やや多めでも成り立つ

分野ごとの考え方の例

分野の例定員の考え方
語学の会話、話し方全員が話す時間を確保するため、少なめ(4〜6名ほど)
文章、デッサン、写真一人ずつ講評するため、講評の時間から逆算
料理、ものづくり道具・作業台の数と、安全に目が届く人数で決める
読書会、ディスカッション全員が話せる人数(4〜8名ほど)
ツールの使い方(オンライン)画面共有で一人ずつ確認できる人数

※ 目安の例です。講座の進め方によって変わります。

定員と料金は、セットで考える

定員が決まったら、料金と組み合わせて1回の受講料の合計を確かめます。

  • 定員4名:1人あたりを少し高めにしても、手厚さで選ばれやすい
  • 定員8名:1人あたりを手頃にしやすく、はじめての人も申し込みやすい

どちらが正しいということはありません。自分の分野と進め方に合う組み合わせを探します。料金の考え方は少人数講座の料金の決め方で紹介しています。

定員は「最大」、少ない回でも成り立つように

定員は上限です。参加者が少なかった回でも内容が成り立つように、ペア練習を講師と組む、講評の時間を長くするなどの進め方を用意しておくと安心です。

何回か開いてから見直す

最初に決めた定員が合っているかは、実際に開いてみないと分かりません。

  • 練習中に、全員に声をかけられたか
  • 講評の時間が足りたか
  • 受講者どうしの会話が生まれたか(人数が少なすぎても生まれにくい)

まとめ

  • 定員は「目が届く人数」を最初に決め、その範囲で料金と組み合わせる
  • 講評の時間から逆算すると、定員を決めやすい
  • 分野と進め方によって、合う定員は変わる
  • 少ない回でも成り立つ進め方を用意し、開いてから見直す

よくある質問

定員はいつでも変えられますか?

募集前であれば、講座ごとに見直してかまいません。何回か開いて、無理なく目が届いた人数を確かめてから決め直すのがおすすめです。

参加者が定員より少ない場合はどうすればいいですか?

少ない人数でも内容が成り立つ進め方を用意しておくと安心です。開催するかどうかの判断基準は、講座紹介や申し込み時の案内で事前に伝えておきましょう。

この記事を書いた人

naraotto 編集部

大人が少人数で学ぶためのサービス naraotto の編集部です。学び方・講座の選び方について、公開されている情報と講座づくりの検討を通じて得た知見をもとに、偏りのない情報をお届けします。分野の専門性が必要な記事は、今後、講師や専門家の監修のもとで公開します。

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