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はじめての単発講座の組み立て方:90分の少人数ワークショップの構成例

はじめて講座を開くなら、1回で完結する単発講座から。90分の少人数ワークショップを例に、テーマの絞り方、時間配分、導入・説明・練習・講評の進め方、準備物のチェックリストをまとめました。

文naraotto 編集部公開 約3分

講師としての最初の一歩には、1回で完結する単発講座がおすすめです。準備の負担が小さく、受講者も気軽に申し込めます。そして何より、自分の分野で何人まで目が届くか、どのくらいの料金が合うかを試せます。

この記事では、90分の少人数ワークショップを例に、講座の組み立て方を紹介します。

テーマは「1回でできるようになること」に絞る

単発講座のテーマは、終わったときに受講者が何をできるようになっているかで決めます。

広すぎるテーマ1回で完結するテーマ
話し方を学ぶ1分の自己紹介を、落ち着いて話せるようになる
水彩画を学ぶ身近な葉っぱ1枚を、にじみを使って描く
生成AIを学ぶ会議メモの要約を、AIで下書きできるようになる

テーマを絞るほど、講座紹介も書きやすくなり、受講者も自分に合うかを判断しやすくなります。

90分の時間配分の例

少人数講座では、説明より練習と講評の時間を長くとるのが基本です。

時間内容ねらい
0〜10分あいさつ・自己紹介・今日のゴール場の緊張をほぐし、ゴールをそろえる
10〜30分説明・お手本必要なことだけを短く
30〜65分練習(講師が順に回る)一人ひとりに声をかける
65〜85分発表・講評全員の成果から学び合う
85〜90分まとめ・次の一歩家でできる練習を伝える

説明が長くなりそうなときは、資料を配って読んでもらう部分と、その場で見せる部分を分けると、時間を守りやすくなります。

少人数だからできる進め方

  • 全員の名前を呼ぶ:最初の自己紹介で名前を覚え、練習中や講評で名前を呼ぶ
  • 練習中に一人ずつ回る:全員に少なくとも1回は個別に声をかける
  • 講評は全員分:一人ひとりの良い点を1つ、次に試すことを1つ伝える
  • 質問を受講者に返す:「ほかの人はどう思いますか?」と場に広げる

講評の返し方は、少人数クラスで全員にフィードバックを返す進め方で詳しく紹介しています。

準備物のチェックリスト

  • 当日の進行表(時間配分を書いたもの)
  • 配布資料(オンラインなら事前に共有できる形で)
  • 練習に使う材料・道具(人数分+予備)
  • 受講者に持ってきてもらうもの(講座紹介にも書く)
  • オンラインの場合:画面共有の確認、接続できないときの連絡方法

1回目は「予行演習」をしておく

家族や友人に受講者役をしてもらい、時間を計って通してみると、説明が長すぎる箇所や、練習の時間が足りない箇所が分かります。

終わったあとに振り返ること

講座が終わったら、次に生かすために振り返ります。

  • 予定どおりの時間配分で進んだか
  • 練習中に、全員に声をかけられたか
  • 何人までなら、無理なく目が届いたか
  • 受講者から出た質問(次の講座紹介や資料に生かせる)

単発講座で手応えをつかんだら、回数制のコースへ広げることもできます。組み立て方は回数制コースのカリキュラムの作り方で紹介しています。

まとめ

  • テーマは「1回でできるようになること」に絞る
  • 90分なら、説明は短く、練習と講評を長く
  • 名前を呼ぶ、一人ずつ回る、全員に講評を返すのが少人数の強み
  • 終わったら、時間配分と目が届いた人数を振り返る

よくある質問

単発講座は、何分くらいがよいですか?

分野によりますが、60分〜2時間ほどがよく見られます。説明だけでなく、練習と講評の時間をとれる長さにするのがおすすめです。

内容を詰め込みすぎてしまいます。

「この講座が終わったとき、受講者は何ができるようになっているか」を一文で決め、それに必要ないことは次の講座に回すと、絞り込みやすくなります。

この記事を書いた人

naraotto 編集部

大人が少人数で学ぶためのサービス naraotto の編集部です。学び方・講座の選び方について、公開されている情報と講座づくりの検討を通じて得た知見をもとに、偏りのない情報をお届けします。分野の専門性が必要な記事は、今後、講師や専門家の監修のもとで公開します。

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