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読書会の楽しみ方:はじめて参加する前に知っておきたいこと

読書会に興味はあるけれど、話すのが不安、何を話せばいいか分からない。そんな人に向けて、読書会の形式、参加前の準備、当日の話し方と聞き方、オンラインと対面の違い、自分に合う会の選び方を紹介します。

文naraotto 編集部公開 約3分

同じ本を読んだ人どうしで感想を語り合う読書会。ひとりで読むだけでは気づけなかった見方に出会えるのが魅力です。

一方で、「うまく話せるか不安」「何を話せばいいか分からない」と、参加をためらっている人もいるのではないでしょうか。この記事では、はじめて読書会に参加する前に知っておきたいことを紹介します。

読書会には、いくつかの形がある

ひとくちに読書会といっても、進め方はさまざまです。

形式進め方向いている人
課題本型全員が同じ本を読んできて、感想を話し合う一冊を深く読みたい
紹介型それぞれが好きな本を持ち寄り、紹介し合ういろいろな本に出会いたい
輪読型少しずつ読み進め、毎回その範囲について話す難しい本や古典をじっくり読みたい
その場で読む型会の中で短い文章を読み、そのまま話す事前に読む時間が取りにくい

はじめてなら、事前に読む負担が小さい形式や、短めの本を扱う会から始めると参加しやすくなります。

参加する前の準備

  • 印象に残った箇所に、印をつけておく:付箋やメモで十分です
  • 一言の感想を用意しておく:「好き」「よく分からなかった」でもかまいません
  • 気になった問いを一つ持っていく:「なぜこの登場人物はこうしたのか」
  • 会のルールを確認する:ネタバレの扱い、話す順番、時間配分など

「よく分からなかった」も立派な感想

読書会では、分からなかったところを話すと、ほかの人の読み方を聞けるきっかけになります。正解を言う場ではないので、分からなかったことも、そのまま持っていきましょう。

当日の話し方

  • まず、どこが印象に残ったかから話す:具体的な箇所を示すと、ほかの人も話に入りやすい
  • 理由を一言そえる:「〜だから、この場面が好きだった」
  • 自分の経験と結びつけてもいい:本の内容が自分の生活とどうつながったか
  • 長く話しすぎない:全員が話せるよう、時間を意識する

当日の聞き方

読書会は、聞くことにも大きな価値があります。

  • 自分と違う感想が出ても、否定せずに「なぜそう感じたのか」を聞いてみる
  • 気になった意見には、「もう少し聞かせてください」と声をかける
  • 自分の感想が変わったら、それを素直に伝える

ほかの人の読み方を聞くうちに、同じ本がまったく違う本に見えてくることがあります。これが読書会のいちばんの楽しさです。

オンラインと対面の違い

比べる点オンライン対面
参加のしやすさ移動がなく、遠くの会にも参加できる開催場所に行ける範囲の会に限られる
話しやすさ発言が重なりにくいよう、順番を決めることが多い表情や相づちが伝わり、自然に会話が広がりやすい
雰囲気自宅でリラックスして参加できる本を手に、同じ場所で語り合う一体感がある

対話が中心の読書会は、オンラインでも十分に成り立ちます。どちらが合うかは、オンライン講座と対面講座、どう選ぶ?も参考にしてください。

自分に合う読書会の選び方

  1. 人数:全員が話せる人数か。少人数の会は、一人ひとりの話をじっくり聞ける
  2. 扱う本:ジャンルや長さが、自分の読みたいものに合っているか
  3. 進行役:話を回したり、話が広がるよう問いかけたりする人がいるか
  4. 頻度:単発か、月に1〜2回の継続型か
  5. 雰囲気:初参加の人を歓迎しているか

まとめ

  • 読書会には、課題本型・紹介型・輪読型など、いくつかの形がある
  • 印象に残った箇所と、一言の感想、一つの問いを持っていけば十分
  • 話すことと同じくらい、聞くことに価値がある
  • 少人数の会なら、全員が話し、一人ひとりの感想をじっくり聞ける

続けて参加するなら、回数制コースと月謝制、続けやすいのはどっち?も参考にしてください。

よくある質問

本を最後まで読み終えていなくても参加できますか?

会の方針によります。読み終えていることを前提にする会もあれば、途中まででも歓迎する会もあります。申し込む前に確認し、読み終えられなかった場合は、どこまで読んだかを最初に伝えると話しやすくなります。

うまく感想を話せる自信がありません。

まとまった意見でなくても大丈夫です。「この一文が印象に残った」「この登場人物が好きになれなかった」など、一言からで十分です。読書会では、話すことと同じくらい、ほかの人の感想を聞くことにも価値があります。

少人数の読書会の良さは何ですか?

全員が話す時間を持てること、一人ひとりの感想にじっくり耳を傾けられることです。人数が多い会では、話す人が限られたり、聞くだけで終わったりしやすくなります。

この記事を書いた人

naraotto 編集部

大人が少人数で学ぶためのサービス naraotto の編集部です。学び方・講座の選び方について、公開されている情報と講座づくりの検討を通じて得た知見をもとに、偏りのない情報をお届けします。分野の専門性が必要な記事は、今後、講師や専門家の監修のもとで公開します。

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