オンラインの少人数講座は、会場費がかからず、住んでいる場所に関係なく受講者が集まれるのが大きな良さです。移動の時間もかからないため、講師にとっても受講者にとっても続けやすい形です。
一方で、画面越しならではの難しさもあります。この記事では、オンラインで少人数講座を開く準備と、進行のコツを紹介します。
最低限そろえたい機材
| 機材 | ポイント |
|---|---|
| パソコン | 画面共有をするなら、スマホよりパソコンが扱いやすい |
| 通信環境 | 可能なら有線、無理なら安定したWi-Fiの近くで |
| マイク | 声の聞き取りやすさがいちばん大切。マイク付きイヤホンでも十分 |
| カメラ | パソコン内蔵でも可。顔が明るく映るように照明を工夫する |
| 手元を映す道具 | 書く・描く・作る分野なら、スマホを手元用のカメラにする方法も |
最初から多くをそろえる必要はありません。音 → 明るさ → 手元の映し方の順に整えていくと、少ない費用で見やすい講座になります。
オンラインの少人数講座の良さ
- 会場費がかからないので、1回の受講料の合計がそのまま残りやすい
- 遠方の受講者も参加でき、定員を埋めやすい
- 移動がないので、平日の夜など短い時間でも開ける
全員が話せる場をつくる進行のコツ
オンラインでは、黙っている人が出やすくなります。少人数だからこそ、全員が話せる工夫をします。
- 最初に全員が一言話す:名前と今日の目標を一人ずつ
- 指名の順番を決めておく:画面の並び順や名簿の順で回すと、待つ側も準備できる
- チャットも使う:話すのが苦手な人も、文字なら参加しやすい
- 少人数の部屋に分ける:2〜3人のグループで練習してから全体で共有する
- 画面共有で一人ずつ見る:作品や作業画面を順に映して講評する
説明は短く区切る
画面越しの説明は、対面より集中が続きにくいものです。5〜10分ごとに、質問を受ける・手を動かしてもらうなど、受講者が参加する時間をはさむと聞きやすくなります。
トラブルへの備え
- 接続できないときの連絡方法を、事前に伝えておく(メールなど)
- 講師の通信が切れたときの対応(再接続を待つ時間など)を決めておく
- 資料は事前に共有し、画面共有ができなくても進められるようにする
- 講座の録画をする場合は、事前に受講者の了承を得る
はじめての回の前にすること
- 家族や友人に参加してもらい、音と画面の見え方を確かめる
- 画面共有、グループ分け、チャットの操作を一度通しておく
- 受講者向けに「参加の前に確認してほしいこと」をまとめておく
オンラインと対面のどちらで開くか迷う場合は、両方を選べる「両対応」の講座にする方法もあります。受講者から見た違いはオンライン講座と対面講座、どう選ぶ?でも紹介しています。
まとめ
- 機材は「音 → 明るさ → 手元の映し方」の順に整える
- 会場費がかからず、遠方の受講者も参加できるのがオンラインの良さ
- 最初に全員が話す、指名の順番を決める、チャットや小グループを使う
- 接続トラブルへの連絡方法と、録画の了承を事前に決めておく